着物でお出かけ@ぞうりの準備
着物でお出かけするとき要るものに、履物、羽織、コートなどがありますが、特に事前の準備が必要なのは、履物です。
ぞうりや下駄は、履きなれないと、鼻緒の痛さがつらいものです。私が大学の卒業式のとき、着物なんて二度と着るか!と思った原因の半分以上は、足の痛さが原因でした。
それを防ぐために、対策はいくつかあります。とはいえ、裏技はありません。地道な作業になります。その対策とは、以下の2つです。
1、普段から下駄やぞうりを履いておく
2、下駄やぞうりを扱うお店に持っていって、鼻緒を調節してもらう
1、普段から下駄やぞうりを履いておく
1は、Y先生ご推奨の方法です。鼻緒は本来、自分の足でゆっくり伸ばすのが一番良いんだそうです。
着物でお出かけの日が決まっているなら、一週間ぐらい前からちょっとした近所への買い物などに履いて、少しずつ鼻緒を伸ばしていくとよいとのことです。
普通の洋服に足元だけ足袋とぞうりという格好が情けないことは重々承知ですが、この際、羞恥心は捨てましょう。もちろん、足に合わせて、ゆかたや木綿など普段着用の着物を着てお買い物に行くと、着付けの練習にもなってなお良いでしょうね。
ちなみに私は、下駄にジーンズという格好は、夏場なら結構普通にします。近所のスーパーや図書館どまりで、電車には乗りませんけど。
また、慣れない下駄やぞうりを履くと、鼻緒だけでなく、すねの辺りも筋肉痛になります。ぞうりで歩いているときと、靴で歩くときでは、使う筋肉が違うようです。結果、ひざから下はだるいわ、指の又は痛いわ、相乗効果でほんとにしんどくなってしまいます。
ぞうりだけに限らず、とにかく鼻緒のあるもので歩く訓練を普段からしておくと、すねの筋肉痛はなくなりますし、指の又のあたりも鍛えられます。普段履きをつっかけからビーチサンダルに変えたり、夏のサンダルをトングがあるデザインにしたりすると、良いと思います。
2、下駄やぞうりを扱うお店に持っていき、鼻緒を調節
2は、そんな地道な努力では間に合わない場合です。私は今まで二度、いつまでも痛いぞうりを調節してもらい、ずいぶん楽になりました。こんなことならもっと早くすればよかったと思いました。
最初は調節だけでもしてもらえるのか半信半疑でしたが、近所の商店街の中の履き物屋さんで、快くやってくれました。確か500円程度だったかと思います。おそらく、下駄やぞうりをあつかうお店なら、どこでもしてくれると思います。
1でも2でも楽にならない場合・・・
1でも2でも楽にならなければ、鼻緒が太く、足が痛くなりにくいタイプの履物を入手するのがおすすめです。私は母にこのタイプの下駄をプレゼントしてもらったのですが、ずいぶん楽で感激しました。鼻緒が太いタイプは格好が悪いという人もいるようですが、私はかわいく見えて、かえって好きなくらいです。

写真は左が鼻緒が太いタイプの下駄で、右が普通の太さのぞうりです。

本文には関係ありませんが、これは子ども用の下駄です。子どものころの私の分と、姉の分。今も色鮮やかです。むろんもう履くことはありませんが、時々箱から取り出しては、部屋に飾ったりしています
