浴衣の着付けのコツ
浴衣の着付けは、本格的な着物に比べれば、ずっと簡単です。でも、これまでまったく着物を着たことがない方なら、本やホームページだけを見てするより、やはり一度、着付け教室に行かれることをお勧めします。
初夏になると、浴衣の一日着付け教室もあちこちで開催されています。着付け教室への参加を躊躇されていた方でも、一日だけならずいぶん参加しやすいと思います(でも一応、どんなときにも「強い心」のご準備はお忘れなく)。
浴衣の着付けの予習・復習に、私がおすすめするホームページはこちらです。
着物カルチャー研究所 http://www.somesho.com/kitsuke/0001.html
この第10章、「浴衣」を見てみてください。何をそろえればいいかということから、下着の着方、浴衣の着方、さまざまな帯の結び方まで、丁寧に説明があります。
私は浴衣の着付けも、Y先生に教えていただきました。そのとき教わった、浴衣姿をきれいにする着付けのコツは、次の三つです。
1、補正をしっかりする
2、身丈を少し短めに、くるぶしがぎりぎり隠れるくらいに着る
3、襟合わせは少しゆるめ
1、補正をしっかりする
まず一ですが、浴衣はシンプルだからこそ、補正をしっかりして和服用に体型を整えないと、綺麗に見えません。私も家で着るときなどは、面倒なので補正などしなないで着ます。そうすると腰の帯のところでしわがよってしまい、緩い印象になります。
家にいるときはそれでいいですが、お出かけのドレスとして着るときは、やはりしゃんとしわなく着たほうが、凛として涼しげに見えます。実際、本人は補正したほうが暑いんですけどもね。
2、身丈を少し短めに、くるぶしがぎりぎり隠れるくらいに着る
二は、くるぶしすれすれくらい短めに着ることで、軽快に見えます。普通の着物が足の甲につくかつかないかくらいの長さでしっとり着るものが多いので、これはかなり短めです。くるぶしから下駄までのバランスがまた涼しげで、かわいいのです。
3、襟合わせは少しゆるめ
三の、襟合わせですが、普通の着物は、襟もとはきっちり詰まり気味に合わせ、首筋のほう(衣紋)は大きめに開けるのが基本と教わりました。前に詰まり、後ろにゆったり、というイメージです。
でも浴衣の場合は、全体にその襟ぐりの開きのバランスをすこし前に持ってきて、前をゆるめに、後ろをすこし詰まり気味に、というかんじに着付けるそうです。
そうすることで、ゆったりと風を入れて、涼しげなかんじが出ます。でも、あまり前をゆるめすぎると、それはそれでしどけないかんじになってしまうので、素敵に見えるポイントを色々鏡の前で研究する必要があります。
実際に浴衣を着てみると、人それぞれ、好きな着こなしがあると思います。ちなみに私は、浴衣でも襟元はちょっときっちり目に合わせるのが好きです。ここにあげたコツも参考にして、みなさんも、自分なりのベストの着こなしを見つけてください。

